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12月11日-04号

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  1. 本宮市議会 2020-12-11
    12月11日-04号


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    令和 2年 12月 定例会(第9回)          令和2年第9回本宮市議会定例会会議録(第10日目)◯議事日程(第4号)                   令和2年12月11日(金)午前10時開議     開議宣告日程第1 委員長報告委員長報告に対する質疑、討論、採決     (議案第108号から議案第124号までの17件、並びに陳情第7号及び陳情第8号の2件)◯本日の会議に付した事件  日程第1まで議事日程に同じ追加日程第1 議案第125号の上程、提案理由説明、質疑、討論、採決       議案第126号の上程、提案理由説明、質疑、討論、採決       発議第10号の上程、提案理由説明、質疑、討論、採決追加日程第2 閉会中の継続調査申出について◯出席議員(20名)     1番  磯松俊彦君      2番  根本利信君     3番  遠藤初実君      4番  馬場亨守君     5番  菊田広嗣君      6番  斎藤雅彦君     7番  石橋今朝夫君     8番  三瓶幹夫君     9番  菅野健治君     10番  橋本善壽君    11番  円谷長作君     12番  渡辺秀雄君    13番  渡辺善元君     14番  川名順子君    15番  伊藤隆一君     16番  作田 博君    17番  渡辺忠夫君     18番  国分勝広君    19番  三瓶裕司君     20番  渡辺由紀雄◯欠席議員(なし)◯説明のため出席した者  市長       高松義行君    副市長      渡辺正博君  教育長      青田 誠君    総務政策部長   柴田久幸君  財務部長     鈴木弘治君    市民部長     荒川貞伸君  保健福祉部長   坂上清彦君    産業部長     増子宗一君  建設部長     渡辺兼野君    白沢総合支所長  菅野安彦君  会計管理者    菅野秀昭君    教育部長     渡辺裕美君◯事務局職員出席者  議会事務局長   柳内正美     主席主幹兼局長補佐兼議事係長                             矢吹ひろみ  主査       渡辺幸子     主事       渡邉亮太 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(渡辺由紀雄君) おはようございます。 出席議員が定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 ただいまより、本日の会議を開きます。-----------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(渡辺由紀雄君) 会議録署名議員は、前回同様    4番 馬場亨守君   15番 伊藤隆一君 を指名いたします。----------------------------------- △諸報告 ○議長(渡辺由紀雄君) 会議に先立ち、議長より申し上げます。 福島民報社、福島民友新聞社より、本日の会議取材のため撮影等の許可申出があり、本宮市議会傍聴規則第8条の規定に基づき、これを許可いたしましたので、ご了承願います。 また、本日の日程に追加議案として、付議案件、発議及び閉会中継続調査申出書を提出する予定であります。議会運営委員会に諮り、本日の日程に追加をする予定でありますので、あらかじめ申し添えます。----------------------------------- △日程第1 委員長報告委員長報告に対する質疑、討論、採決 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、日程に従いまして委員長報告を行います。 所管常任委員会に付託しておりました議案第108号から議案第124号までの17件並びに陳情第7号及び陳情第8号の2件についてであります。 初めに、総務文教常任委員長に報告を求めます。 10番、橋本善壽君。     〔総務文教常任委員長 橋本善壽君 登壇〕 ◆総務文教常任委員長橋本善壽君) おはようございます。 令和2年12月定例会において、当総務文教常任委員会に付託されました議案4件について、12月9日に全委員出席の下、審査いたしましたので、その経過と結果について報告いたします。 まず、陳情第7号について、執行部の出席を要請し、説明を受け、審査いたしました。 委員が、教職員確保の現状はとただしたのに対し、執行部からは、教職員の採用、配置は福島県において行っているが、成り手が不足しており、正式採用の教職員だけでなく講師の確保も困難であると確認しているとの答弁がありました。 その後、本陳情の取扱いについて諮ったところ、委員から、教職員の急激な増員は教職員の質の低下が懸念されるとして反対意見があり、採決の結果、賛成少数で不採択とすべきであると決した次第であります。 次に、陳情第8号について、執行部の出席を要請し、説明を受け、審査いたしました。 委員が、核兵器禁止条約への批准に対して加藤官房長官より我が国のアプローチとは異なるとの発言があったが、その内容はとただしたのに対し、執行部からは、核保有国、非保有国の協力の重要性を鑑み、国において核拡散防止条約を通じ、核廃絶への取組を行っていくものであるとの答弁がありました。 その後、本陳情の取扱いについて諮ったところ、委員から、福島県内自治体において、核兵器禁止条約への調印・批准・参加を求める意見書の決議が33%にとどまっている現状から、採択へは慎重な判断が求められるとした反対意見があり、採決の結果、賛成少数で不採択とすべきであると決した次第であります。 次に、議案第110号について、執行部の出席を要請し、説明を受け、審査いたしました。 委員が、福祉事務所移転の要因はとただしたのに対し、執行部からは、組織の見直しにより保健福祉部がえぽかへ移転することに伴うものである。現在、本市における保健福祉部門は本庁とえぽかにおいて機能が分断されていることから、1か所へ集約することにより住民サービスの向上につなげたいとの答弁がありました。 次に、議案第114号について、執行部の出席を要請し、説明を受け、審査いたしました。 委員が、契約変更による金額が大きく、工事発注時において設計内容の精査をすべきではとただしたのに対し、執行部からは、工事発注前に実施設計により設計内容を定めているが、今後は職員による点検、確認を強化したいとの答弁がありました。 次に、議案第115号について、執行部の出席を要請し、説明を受け、審査いたしました。 委員が、空調制御盤の修理不能による契約変更との説明があったが、初期の段階において設計業者より説明がなかったのかとただしたのに対し、執行部からは、当初設計業者において破損部分のみの交換修理を行う予定であったが、部品単体での発注ができないことが判明し、修理不能と判断したとの答弁がありました。 次に、議案第119号のうち当委員会付託分について、執行部からの説明を受け、審査いたしました。 総務政策部所管の中で委員が、特別定額給付金給付事業に関して、定額給付金の給付率が100%に満たない要因はとただしたのに対し、執行部からは、辞退者と未申請者がいたためであるが、勧奨通知を発送し周知を図ったものであるとの答弁がありました。 次に、教育部所管の中で委員が、みんなの原っぱ運動広場整備事業に関して、継続費設定の必要性はとただしたのに対し、執行部からは、本事業の財源としてスポーツ振興くじによる助成金を利用したいと考えているが、利用のためには令和3年度の事業規模を明確にする必要があるため、継続費を設定したとの答弁がありました。 次に、財務部所管の中で委員が、普通財産管理事務測量業務委託に関して、旧社会福祉協議会跡地の今後の利用についてはとただしたのに対し、執行部からは、利用方針については未定であり、駐車場として利用も含めて検討中であるとの答弁がありました。 最後に、討論、採決を行った結果、委員から議案第115号に対して、市発注の工事について契約締結後の変更箇所が多い状況であることを鑑み、職員による設計内容の精査を徹底してほしいとの意見を付して、原案のとおり可決すべきものと出席した全委員の意見の一致により決した次第であります。 また、委員から議案第119号に対しては、教育費の市民のためのランニングコース整備工事について、反対との意見がありましたが、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 その他の議案については、全委員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上で、総務文教常任委員会の報告といたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、委員長報告に対する質疑を行います。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 次に、生活福祉常任委員長に報告を求めます。 14番、川名順子君。     〔生活福祉常任委員長 川名順子君 登壇〕 ◆生活福祉常任委員長川名順子君) 令和2年12月定例会において、当生活福祉常任委員会に付託されました議案8件について、12月9日に全委員出席の下、審査いたしましたので、その経過と結果について報告いたします。 初めに、議案第108号について執行部からの説明を受け、審査いたしました。 委員が、本市の国保財政への影響についてただしたのに対し、執行部からは、今回の改正は所得税法の改正による所得控除額引下げ額基礎控除引上げとして転嫁することにより、結果として従来と同じ水準で軽減判定が行われることとなるため、国保財政への影響はないものと捉えているとの答弁がありました。 次に、議案第111号及び議案第112号、議案第118号について執行部から説明を受け、審査いたしましたが、審査において報告するべき質疑、意見等は特にありませんでした。 次に、議案第119号における当委員会付託分について執行部からの説明を受け、審査いたしました。 市民部所管の審査の中で、委員が、防災備蓄倉庫設置の効果についてただしたのに対し、執行部からは、現在の物資は青田地区にある備蓄倉庫に保管しており、昨年の台風の際には市役所の車庫にも一時保管していた。各所に備蓄倉庫が設置されることにより、災害時の初期段階における早急な避難対応が可能となること、また、感染症対策のため備品が増加しており、現在使用している青田地区倉庫だけでは手狭になっていることから、国の支援制度を活用して設置し、災害対応に万全を期したいとの答弁がありました。 また、保健福祉部所管の審査の中で、委員が、多世代交流促進に向けた取組についてただしたのに対し、執行部からは、子どもから高齢者まで楽しめるニュースポーツ囲碁ボール用品を購入いたしたい。購入後は多世代交流施設に設置し、多世代間の交流と高齢者の心身機能の維持向上のため、ご利用いただきたいと考えているとの答弁がありました。 さらに、放射線除染モニタリングセンターより所管の審査の中で、委員が、仮置場の原形復旧に際し、これまでの地権者の意向についてただしたのに対し、執行部からは、従前の状態に戻してほしいとの意見がほとんどである。一部、田だった箇所を畑に戻してほしいとの意向の方もおり、意向どおり対応しているとの答弁がありました。 さらに委員が、返還時の地目変更についてただしたのに対し、執行部からは、返還時の意向が従前と異なる場合は、できる限り意向どおりに施工するように進めているが、登記簿上の地目変更については市では行わないため、地権者の方に行っていただくことになるとの答弁がありました。 次に、議案第120号については執行部からの説明を受け、審査いたしました。 委員が、新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金の適用範囲についてただしたのに対し、執行部からは、福島県新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業の中で医療従事者向けに行うものであり、該当する診療所について1人当たり5万円の交付が受けられるとの答弁がありました。 次に、議案第121号及び議案第122号について執行部から説明を受け、審査いたしましたが、審査において報告すべき質疑、意見等は特にありませんでした。 最後に、討論、採決を行った結果、議案第119号について委員より、防災備蓄倉庫設置について、設置予定場所が、本宮まゆみ小学校と本宮第一中学校では距離が近過ぎること、それに係る費用が多額であるとの理由から反対する旨の討論がありましたが、他の委員より、今後、新型コロナウイルス感染症対策などで備蓄すべき物資の増加が見込まれ、先々のことを考えれば備蓄倉庫の設置は必要であるとの理由から賛成する旨の討論があり、採決の結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。 その他議案については、全委員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上で、生活福祉常任委員会の報告といたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、委員長報告に対する質疑を行います。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 次に、産業建設常任委員長に報告を求めます。 9番、菅野健治君。     〔産業建設常任委員長 菅野健治君 登壇〕 ◆産業建設常任委員長菅野健治君) 令和2年12月定例会において、当産業建設常任委員会に付託されました議案7件について、12月9日に全委員出席の下、審査いたしましたので、その経過と結果についてご報告いたします。 まず、議案第109号について執行部から説明を受け、審査いたしました。 委員から、改正によるメリットはとただしたのに対し、執行部からは、歳計余剰金の処分に係る条項の追加により事業完了に伴い執行残金が発生した場合、決算時に予算に編入することなく基金に編入することが可能となるため、予算編成や決算報告が簡素で分かりやすいものとなるとの答弁がありました。 次に、議案第113号及び議案第116号並びに議案第117号について執行部から説明を受け、審査いたしましたが、特に報告すべき質疑、意見等はありませんでした。 次に、議案第119号における当委員会付託分について執行部から説明を受け、審査いたしました。 産業部所管の審査の中で、委員から、特産作物振興対策事業に関して、きゅうり共同選果場の建設場所及び二市一村の経営状況についてただしたのに対し、執行部からは、きゅうり選果場については、ふくしま未来農業協同組合において、二本松市原セ地内の既存の資材倉庫を改修し設置するものである。経営戸数は、二市一村全体の230戸のうち本市は24戸となり、作付面積は全体の50ヘクタールのうち4ヘクタールとなっているとの答弁がありました。 次に、建設部所管の審査の中で、委員から、排水ポンプ車の能力及び運用方法についてただしたのに対し、執行部からは、局地的豪雨等による地下歩道やJRガード下の冠水箇所の排水作業のため、排水ポンプ発動発電機・車両を購入し、排水ポンプ車として配備するものである。口径200ミリのポンプ2台により、毎分10立方メートルの雨水を排水でき、また、非常時における車両の配置やポンプの運転操作は業務委託による運用を検討しており、令和3年度の出水期までの配備に向け準備を進めていきたいとの答弁がありました。 次に、議案第123号及び議案第124号について執行部からの説明を受け、審査いたしましたが、特に報告すべき質疑、意見等はありませんでした。 その後、当委員会付託の議案7件について、討論、採決を行った結果、全委員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 付託案件の採決後、委員より、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う国の経済対策である、高収益作物次期作支援交付金について、今般、当交付金の運用見直しがなされ、当初に申請していた生産農家に交付できない事態が発生している。市内生産農家の農業経営の継続や営農意欲向上の観点から、再度交付金の運用見直しを求める意見書を提出すべきとの意見があり、その取扱いについて諮ったところ、意見書を提出すべきとのことで全委員の意見の一致を見たところであります。 以上、産業建設常任委員会の報告といたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、委員長報告に対する質疑を行います。     〔「なし」と言う人あり〕
    ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることといたします。 それでは、日程に従いまして、各常任委員会に付託いたしました議案第108号から議案第124号までの17件並びに陳情第7号及び陳情第8号の2件について討論、採決を行います。 議案第119号については、討論の通告がありましたので、討論を行います。 議案第119号 令和2年度本宮市一般会計補正予算(第11号)について討論を行います。 順次発言を許します。 初めに、通告のありました本案に反対の17番、渡辺忠夫君の発言を許します。 17番、渡辺忠夫君。     〔17番 渡辺忠夫君 登壇〕 ◆17番(渡辺忠夫君) 私は、議案第119号 令和2年度本宮市一般会計補正予算(第11号)の採決に先立ち、意見を述べたいと思います。 今回の補正予算に対しては是とするものがありますが、みんなの原っぱのランニングコースの設置について述べます。 さきにも、ランニングコースをみんなの原っぱに設置することについては、賛成できない旨の発言をしていましたが、今回予算化されたことでございます。 本宮市の全体のスポーツ関係における、この施設の問題ではいろいろな大きな大会をするというようなことについては、なかなかそういう場所がないということがいろいろ懸念の材料、あるいは考えなくてはならない問題だというふうに私は思ってきましたが、このみんなの原っぱについてはランニングコースではなく別な施設を願っておったところであります。 特に私は、グラウンドゴルフの役員などやっていますが、今回今年、県北大会をぜひ本宮市でと、グラウンドゴルフ協会も20年を超える月日がたっていますが、その中で本宮市に何度か要請したが引き受けてもらえなかったということから、今年はぜひやろうということで調整をしてきたところでありましたが、実際はコロナで実現しませんでしたが、施設が狭くてできないというようなことから、白沢運動場に4面のコートを取って受入れ態勢を整えておったところであります。 そういう状況で、本宮市が中心的な利便性があると言いながら、そういうこの県北大会をはじめ大きな大会ができる施設がないということから、そういう施設の期待が多かったわけであります。そういう意味からすると、みんなの原っぱの地域をそういう施設にしていくべきだったのかなというふうに思います。 本宮市にとって、この中心的な役割を、地域的にも中心であるこの良さを生かしたスポーツ行事あるいはイベントをやっていくためには、そういうことが必要だということからすれば、あの土地はグラウンドゴルフでいえば4面が余裕で取れると、四、五百人本宮市に来てもらうということになれば、4面を超える施設がないと多くの人に来てもらうことができないというのが現状でありますから、そういうことを考えたときには、やはりスポーツの施設を十分なそういうものに堪えられるものを造るべきだというふうに思います。 中途半端なものだというふうに言われないように、そういうことを実施すべきだと思います。本宮運動公園もこれで計画が終わりかというふうな質問をしましたが、その後には、あるのかないのか発言はなかったようでありますが、やはりこの公園の全体的な構想などを明確にしながら今後進めるべきだということを一言申し上げ、討論を終わります。 ○議長(渡辺由紀雄君) 次に、通告がありました本案に賛成の6番、斎藤雅彦君の発言を許します。 6番、斎藤雅彦君。     〔6番 斎藤雅彦君 登壇〕 ◆6番(斎藤雅彦君) 私は、議案第119号 令和2年度本宮市一般会計補正予算(第11号)について、賛成の立場で討論いたします。 本議案は、繰上償還や不足する財源に対する各種基金からの繰入金の計上や事業費の変更などによる、国・県補助金の増減などの歳入予算の補正並びに将来負担の軽減として、市債の一部繰上償還、各公共施設の修繕等による経費の増額などの歳出予算の補正であり、総務文教常任委員会所管の事項においては、市民のためのランニングコース等を整備するための工事費が計上されております。 ランニングコース等整備事業については、生涯スポーツの推進をはじめ、近年健康寿命に対する市民の意見が高まる中で、本市のスポーツ施設の中心を担う本宮運動公園内に、市民の利用しやすいニーズに合った全天候型ランニングコースを整備することとしています。 本施設は、子どもから高齢者まで多世代にわたり誰もがいつでも誰とでも利用でき、気軽にスポーツを楽しみたい方などに利用していただく施設として、市民の体力向上やスポーツ振興を図るため、さらには、みんなの原っぱは全天候型ランニングコースが整備される予定でしたが、令和元年の東日本台風の災害ごみの仮置場になったため事業が延期されていました。今回の事業再開は、災害復旧のシンボル事業という意味においても早急に事業を進めるべきと考え、本議案に賛成するものであります。 議員の皆様方には、ご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、賛成討論といたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 以上で、通告による討論は終わりました。 ほかに反対討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 次に、賛成討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) これで1回目の討論を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、1回目の討論を打ち切ります。 それでは、2回目の討論を行います。この発言は、1回目の討論に対しての反論であります。討論に際しては、冒頭に、誰々議員の討論に反論いたしますと述べるように申し上げます。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) ほかに討論はありませんね。 これにて討論を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、討論を打ち切り、採決を行います。 お諮りいたします。 本案を原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 着席願います。 起立多数。 よって、本案は原案のとおり可決確定をいたしました。 次に、議案第108号から議案第118号及び議案第120号から議案第124号までの16件については、討論の通告がありませんでしたので、一括採決するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、一括採決を行います。 議案第108号から議案第118号及び議案第120号から議案第124号までの16件については、原案のとおり決するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、議案第108号から議案第118号及び議案第120号から議案第124号までの16件については、原案のとおり可決確定をいたしました。 以上で、市長提出議案の採決は終わりました。 続いて、陳情の採決を行います。 陳情第7号 「国の制度として『20人程度学級』を展望した少人数学級の実現を要望する意見書」の提出を求める陳情書は、討論を省略して採決するに異議ありませんか。     〔「異議あり」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありの発言がありますので、討論を行います。 初めに、総務文教常任委員長報告のとおり不採択とするに反対の諸君の発言を許します。 17番、渡辺忠夫君。     〔17番 渡辺忠夫君 登壇〕 ◆17番(渡辺忠夫君) 陳情第7号 「国の制度として『20人程度学級』を展望した少人数学級の実現を要望する意見書」の提出を求める陳情書について、委員長の報告は不採択であります。 私は、この陳情に賛成し採択すべきとの立場から討論を行います。 陳情の趣旨は、新型コロナウイルス感染症拡大による臨時休校中や学校再開への移行段階で、いわゆる三密を避けるため学級人数を2分の1程度で授業を実施する分散登校や、時差登校の措置が県内外で行われました。およそ20人以下で授業を受けた子どもたちからは、いつもより勉強が分かった、授業中手を挙げやすかったなどの声が聞かれ、教職員からはゆとりをもって子どもたち一人一人と丁寧に関わることができた、また保護者からは感染から子どもを守るためには20人くらいがよいなどの肯定的な声が多く上がりました。 20人程度で授業ができるようにすることが、感染拡大を防ぐとともに豊かな学びを実現することにつながることが実感されています。教室において感染拡大防止対策として密を避けるためには、少人数学級の授業、学校規模の縮小などが必要であり、そのためには20人程度学級を展望した少人数学級への前進が求められています。 さらにこの間、全国の学校で教職員が現行40人学級編制の下で感染防止対策を行ったり、授業時間の確保に追われたりしている状況があります。子どもと教職員の疲労の蓄積、消毒作業など過重な労働、感染拡大を招いてはならないという精神疲労の蓄積、精神的な負担など悲痛な声が上がっています。 日本教育学会は、以前から20人前後の少人数学級が望ましいという見解を示していましたが、コロナ禍で十分な教育を保障するために教員を10万人増やすことと抜本的に教育予算の増額を提案しています。 本年7月3日には、全国知事会、全国市長会、全国町村会は連名で政府に少人数編制を可能とする教員の確保を要望しています。我が県は、多少余裕がある状況にありますが、他の県は一つの学級の人数が多くて大変なようであります。全国的な視野に立って学びやすい学校をつくるために、少人数学級を展望するこの陳情を採択すべきと思います。 今、多くの人たちがこの願いに集まっておりまして、意見書として現在228議会が国に要望している状況であります。文部科学省も自民党も、少人数学級の必要を認めております。先ほど終わった臨時国会では、共産党の質問に文部科学大臣が、私たちも少人数学級を考えています。協力をお願いします。一緒にやりましょう。こういうことまで発言をされておったのが印象的でありました。 このように、国が進める動きがあるようなときなので、この陳情を不採択ではなく採択とすべきと思います。議員各位のご協力をお願いして、討論を終わります。 ○議長(渡辺由紀雄君) 次に、総務文教常任委員長報告のとおり不採択とするに賛成の諸君の発言を許します。 6番、斎藤雅彦君。     〔6番 斎藤雅彦君 登壇〕 ◆6番(斎藤雅彦君) 私は、陳情第7号 「国の制度として『20人程度学級』を展望した少人数学級の実現を要望する意見書」の提出を求める陳情書を不採択とすることに賛成の立場で討論いたします。 本陳情は、20人程度学級にすることにより、新型コロナウイルス感染症にも強い安全・安心な学校とすることや、学力の向上さらには教師と子どもの関係に好影響を与えるとされております。 しかし、地方では既に少子化の影響を受け、一クラスの子どもの数が減少しております。また、20人程度学級にするためには教室及び教職員の確保等の課題に加え、子どもの競争性や社会性を養う機会が減少するなどの影響も考えられます。今後さらに少子化が進む中で、20人程度学級にすることは、地方や本市の実情に合うものではないと考え、本陳情を不採択とすることに賛成するものであります。議員の皆様方には、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、賛成討論といたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) ほかに反対討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 次に、賛成討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) これで1回目の討論を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、1回目の討論を打ち切ります。 それでは、2回目の討論を行います。この発言は、1回目の討論に対しての反論であります。討論に際しては、冒頭に、誰々議員の討論に反論いたしますと述べるように申し上げます。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) これにて討論を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、討論を打ち切り、採決を行います。 お諮りいたします。 本陳情を総務文教常任委員長報告のとおり不採択とするに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 着席願います。 起立多数。 よって、本陳情は総務文教常任委員長報告のとおり不採択と決しました。 次に、陳情第8号 日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める意見書提出に関する陳情書は、討論を省略して採決するに異議ありませんか。     〔「異議あり」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありの発言がありますので、討論を行います。 初めに、総務文教常任委員長報告のとおり不採択とするに反対の諸君の発言を許します。 17番、渡辺忠夫君。     〔17番 渡辺忠夫君 登壇〕 ◆17番(渡辺忠夫君) 陳情第8号 日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める意見書提出に関する陳情書について、委員長報告は不採択です。私は、日本共産党を代表して委員長報告の不採択に反対することを求める討論を行います。 この陳情は、原爆被爆者協議会の福島県会長から提出されたものです。10月24日国連において、核兵器禁止条約が50か国の批准によって、2021年1月22日より発効されることが決定しました。 条約は、核兵器は非人道的な兵器であり、国連憲章・国際法・国際人道法・国際人権法に反するものとして歴史上初めて明文上も違法なものとなりました。被爆者や多くの国民が長年にわたり切望してきた核兵器完全廃絶につながる画期的なものであります。 しかし、日本政府はこの条約を批准していません。日本政府は、世界で唯一の戦争による被爆国として、核兵器全面禁止のために真剣に努力すべきと考えます。そのあかしとして、核兵器禁止条約に署名・批准することを強く求めるものです。 広島・長崎に原爆が投下されて、今年で75年。被爆者の平均年齢は82歳になります。核兵器のない平和な世界は、被爆者の願いです。この陳情書は、誠に重く受け止めなければなりません。非核平和宣言の市として採択してほしいというこの陳情の趣旨、願いは素直に理解できるし、採択できるものと思います。 政府に核兵器禁止条約への参加を求める地方議会の意見書が10月現在で495に上ることが分かりました。日本政府が参加していないことに心を痛めると表明した者や、唯一の被爆国として核兵器廃絶に向け、指導的役割を果たすことを願います。そのために参加してほしいということを求めている内容のものあります。 本宮市は、平成23年に非核平和の宣言をした市として、しかもこれが議会提案で宣言した市議会として、この陳情は採択すべきものと思います。そのために、委員長報告に反対することを呼びかけて討論を終わります。 ○議長(渡辺由紀雄君) 次に、総務文教常任委員長報告のとおり、不採択とするに賛成の諸君の発言を許します。 6番、斎藤雅彦君。     〔6番 斎藤雅彦君 登壇〕 ◆6番(斎藤雅彦君) 私は、陳情第8号 日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める意見書提出に関する陳情書を不採択とすることについて、賛成の立場で討論いたします。 本陳情は、日本政府に対し2021年1月22日に発効される核兵器禁止条約への調印・批准を求めるものであります。 日本は唯一の戦争被爆国であり、核兵器廃絶という目標に対して理解するところではありますが、本条約へは核保有国のみならず日本と同様に核の脅威にさらされている非核兵器保有国からも安全保障の観点から支持を得られておりません。また、日本は1976年に核拡散防止条約へ批准しており、核保有国による核軍縮と非核保有国への不拡散を目指す核兵器なき世界の実現を目指してきました。 日本政府が考える核兵器保有国と核兵器禁止条約支持国を含む国際社会における橋渡し役を果たし、これまでの現実的かつ実践的な取組を継続していくことが必要であると考え、本陳情を不採択とすることに賛成するものであります。議員の皆様方には、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、賛成討論といたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) ほかに反対討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 次に、賛成討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) これで1回目の討論を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、1回目の討論を打ち切ります。 それでは、2回目の討論を行います。この発言は、1回目の討論に対しての反論であります。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) これにて討論を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、討論を打ち切り、採決を行います。 お諮りいたします。 本陳情を総務文教常任委員長報告のとおり不採択とするに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 着席願います。 起立多数。 よって、本陳情は総務文教常任委員長報告のとおり不採択と決しました。 暫時休憩いたします。 再開は、おおむね10時55分頃といたします。 なお、休憩中に議会運営委員会を開催いたしますので、委員の方は第1・第2常任委員会室にご参集を願います。 △休憩 午前10時45分 △再開 午前11時05分 ○議長(渡辺由紀雄君) 休憩前に引き続き会議を行います。----------------------------------- △議会運営委員長報告 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、休憩中に議会運営委員会を開催しておりますので、日程の追加につきまして委員長より報告をいたさせます。 15番、伊藤隆一君。     〔議会運営委員長 伊藤隆一君 登壇〕 ◆議会運営委員長(伊藤隆一君) ご報告申し上げます。 休憩中に議会運営委員会を開催し、議長より諮問のありました件について協議を行いました。 その内容は、付議案件2件、議員発議1件並びに各常任委員会の閉会中の継続調査申出について3件であります。 協議の結果、この際、日程に追加し審議すべきとの結論に達しましたので、何とぞご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、報告といたします。----------------------------------- △日程の追加 ○議長(渡辺由紀雄君) お諮りいたします。 ただいま委員長報告のとおり、本日の日程に追加し、直ちに上程することにしたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、上程することに決しました。 それでは、付議案件、発議及び閉会中の継続調査申出書案を配付いたさせます。    〔付議案件、発議及び閉会中の継続調査申出書案配付〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 配付漏れはありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 配付漏れなしと認めます。-----------------------------------委員会付託の省略 ○議長(渡辺由紀雄君) お諮りいたします。 ただいま配付いたしました議案125号及び議案第126号並びに発議第10号については、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、委員会付託を省略することに決しました。----------------------------------- △追加日程第1 議案第125号及び議案第126号の一括上程、提案理由説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡辺由紀雄君) お諮りいたします。 議案第125号及び議案第126号を一括上程したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、一括上程をいたします。 書記をして朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 提案理由の説明を求めます。 市長。     〔市長 高松義行君 登壇〕 ◎市長(高松義行君) それでは、追加議案、議案第125号及び議案第126号の提案理由について説明を申し上げます。 議案第125号 和解の受諾について。 本議案につきましては、市営住宅明渡し等請求訴訟にかかる和解の受諾について、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 本件におきましては、9月の第7回定例議会において議決いただき、10月7日に提訴しておりました市営住宅明渡し等請求訴訟について、11月18日に第1回口頭弁論が開催され、裁判官から被告は市営住宅の家賃350万1,200円を長期滞納しているが、未払い家賃の全額支払いが困難であることを理由に和解勧告がなされました。 和解の内容は、賃借人は1か月以内に市営住宅を明け渡し、その後保証人と連帯して毎月2万円を分納し、5年間で総額120万円の支払いをするものであります。相手方の生活状況を考慮し納付可能な金額であり、訴訟代理人である顧問弁護士の助言もいただき、和解を受け入れるものであります。 このたびは、多額の家賃滞納が訴訟まで至る結果となりました。これを前例とすることなく、今後は適正な滞納整理の体制と対策を講じるとともに、家賃収納の向上に努めてまいります。 改めまして、議員の皆様方にはご理解をいただき、お認め賜りますようお願い申し上げます。 議案第126号 令和2年度本宮市一般会計補正予算(第12号)。 本議案につきましては、国において新型コロナウイルス対策として、ひとり親世帯に対し追加的支援をする臨時特別給付金が支給されることとなり、本給付金を年内に支給するため、予算の補正を行うものであります。 事業の内容は、新型コロナウイルス感染症の影響による、ひとり親世帯の子育て負担の増加及び収入の減に対し、給付を行うものであります。 この給付金は、児童扶養手当受給世帯を対象に7月に給付を行っておりますが、ひとり親世帯では非正規雇用労働者の割合が高く、依然として経済的に厳しい状況にあることから、同じ対象者に対し1世帯5万円、第2子以降1人につき3万円の追加支給を行うものであり、その事務費も計上しております。 なお、支給日は12月25日を予定しております。 歳入では、この事業に係る国庫補助金を計上しております。この結果、歳入歳出予算のそれぞれに1,266万6,000円を追加するものであります。 詳細につきましては、議案第126号資料をご参照くださいますようお願い申し上げます。 以上、追加議案の提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、お認め賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 議案調査のため、暫時休憩いたします。 再開は11時20分といたします。 △休憩 午前11時13分 △再開 午前11時15分 ○議長(渡辺由紀雄君) 休憩前に引き続き会議を行います。 それでは、議案第125号について質疑を行います。 12番、渡辺秀雄君。 ◆12番(渡辺秀雄君) 和解要旨の(7)、これはあってはならないことだと思いますけれども、もしこの場合、結局(6)番の120万円分割云々の条項が外れると思うんですよね。それでなおかつ納めなかったというか、そういう状況が出てきた場合、これは裁判所で強制的に取り立てしてくれるのか、また裁判訴訟してやるとかそういう流れになるんですか。そういうケースはあってはならないけれども、参考のためにお聞きしておきたいと思います。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務政策部長。 ◎総務政策部長(柴田久幸君) 今のおただしでございますが、2か月この返済が滞った場合には、提訴中でありますので、もともとの350万円の請求ができるということになります。 以上です。     〔発言する人あり〕 ◎総務政策部長(柴田久幸君) すみません。それにつきましては、強制というよりも判決をいただく形になります。裁判ですので、原告が350万円の請求をしておりますので、訴訟の中で結論が出るということですが、この350万円の請求権が生きるものと考えております。 ○議長(渡辺由紀雄君) 12番、渡辺秀雄君。 ◆12番(渡辺秀雄君) 120万円分割は消えちゃうと、失効しちゃうと、350万円から納まった分を引いた残りに対して判決が出るということですか。その納めなさいよと。その納めなさいよを納めてもらう方法というのは、債権者というかそれが納めなかったらそれで終わりになっちゃうわけでしょう。差押えとか何とかってそういう手続をまた踏まなければならなくなるんですか、市は。結局、私が心配しているのは最終的には収納にならないんじゃないかという、そういう心配をするんですが、どうなんでしょうか。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務政策部長。 ◎総務政策部長(柴田久幸君) 判決ですので、それは市のほうで請求を続けていくということになります。 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。 4番、馬場亨守君。 ◆4番(馬場亨守君) 和解ですから、120万円が2度滞納になった場合には残金を含めてもう一度訴訟を起こさなくちゃいけないので、私は議会に承認をもらう以上はやはり2回を滞納した後のことについても和解条項に入れて、同じ件を議会に同意を求めないように、私は内容をもう一度精査してやっていただきたいと、このように思います。 ○議長(渡辺由紀雄君) 馬場議員に申し上げます。これは議案に対する質疑でありますので、意見は述べないでください。この議案に対しての質疑のみにお願いします。 答弁しますか。 総務政策部長。 ◎総務政策部長(柴田久幸君) この和解案でございますが、この和解が守れなかったときには、最初に提訴した裁判が生きておりますので、改めて議会の議決をいただいた中で提訴するということではなく、最初の議決が生きているということになりますので、よろしくお願いいいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 議案第126号について質疑を行います。 10番、橋本善壽君。 ◆10番(橋本善壽君) ちょっと1点お聞きしたいんですけども、このピンクのチラシですか、資料のほうです。令和2年12月11日時点で、既にひとり親世帯臨時給付金を支給された方が対象になっているということですよね。ということは、いつだったかちょっと忘れましたけれども、それ以降にひとり親になった方、またひとり親でも子どもができている方、いるかもしれないと思うんです。そういう方は対象になるのか、どういう形になるのか、その辺のところをお聞かせ願います。 ○議長(渡辺由紀雄君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(坂上清彦君) 今回のひとり親世帯の臨時特別給付金は、7月から、今お話ありましたように12月11日までに申請あった方に、もう一度同じく再支給をするという制度であります。その後にいろんな異動が生じているかもしれませんが、それは加味せず同じ方に同一人に支給するという制度になっておりますので、そういった形で支給させていただきます。 その後ひとり親家庭になった方についても、これについては支給はされないということになります。 ○議長(渡辺由紀雄君) 10番、橋本善壽君。 ◆10番(橋本善壽君) ということは、その7月からのでその後離婚されたとか、ひとり親になった方に関しては支給されないんですよね。それで申請して云々と言いますけれども、3番の支給手続については、基本給付再支給分については申請不要と書いてありますよね。ということは、ちょっとさっきの答弁と違うんじゃないかなと思うんですけれども、その辺をもう一度。 ○議長(渡辺由紀雄君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(坂上清彦君) 一度申請をされた同じ方にもう一度再支給をさせていただくということで、今後ひとり親になった方については一度申請していませんので、その方については支給されないということになります。 ○議長(渡辺由紀雄君) 市長。 ◎市長(高松義行君) 橋本議員のご質問、ごもっともだと思います。しかしながら、今回につきましては国の方針で前回支給した人にスピーディーにもう一度フォローしてくださいというふうな国の施策の中で、市が事務を請け負うものであります。今、橋本議員が懸念していること、もっともであります。県・国を通しながら、今後新年度予算等々の中でどういうふうな形を取れるか、本市も声を上げていきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 何かありますか。答弁、また。 暫時休議します。 △休議 午前11時23分 △再開 午前11時25分 ○議長(渡辺由紀雄君) 再開いたします。 市長。 ◎市長(高松義行君) 大きな答弁に対する変更はございません。新しくひとり親になられた方については、今後申請ができるというふうなことでなっておるということだそうでございます。どちらにいたしましても、国からの受託事務でございますので、市といたしましては議員の皆様方のご理解をいただき、一日も早くお手元に現金が届くよう応じていきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。 14番、川名順子君。 ◆14番(川名順子君) 今、このひとり親世帯なんですけれども、何世帯何名ぐらいいらっしゃるのか、お伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(坂上清彦君) 今回は235世帯の方がおります。第1子の児童数は235人、第2子以降の児童数は111人となっております。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) よろしいですか。よろしいですか。質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 それでは採決を行います。 お諮りいたします。 議案第125号 和解の受諾については、討論を省略して採決するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ないものと認め、採決を行います。 本案は、原案のとおり決するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、本案は原案のとおり可決確定をいたしました。 次に、議案第126号 令和2年度本宮市一般会計補正予算(第12号)については、討論を省略して採決するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、採決を行います。 本案は、原案のとおり決するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、本案は原案のとおり可決確定をいたしました。----------------------------------- △発議第10号の上程、提案理由説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは次に、発議第10号を上程いたします。 書記をして朗読いたさせます。     〔書記朗読〕
    ○議長(渡辺由紀雄君) 提案理由の説明を求めます。 9番、菅野健治君。     〔9番 菅野健治君 登壇〕 ◆9番(菅野健治君) 発議第10号 高収益作物次期作支援交付金運用見直しを求める意見書について、提案理由の説明を申し上げます。 新型コロナウイルス感染症拡大による経済対策として、国は4月30日に、高収益作物次期作支援交付金の運用を始めました。この交付金は、令和2年2月から4月において野菜・花き・果樹など出荷実績があること、または農作物の市場価格等の下落により出荷できなかった生産農家に対して5月以降の作付、いわゆる次期作について支援を行うこととしました。 しかしながら今般、当交付金の運用見直しがなされ、見直し前の交付予定額を上限に、減収額または減収額に加えて、既に投資した額を交付額とするなど制度内容が大きく変更され、当初に申請していた生産農家に交付ができない事態が発生しております。 本来、この交付金は減収の補填ではなく、コロナ収束後における農業生産体制の維持・強化が目的であることから、今回の制度の趣旨を覆せば、生産農家の前向きな営農意欲が崩れかねません。 そのため、市内生産農家の農業経営の継続や営農意欲向上の観点から、再度の交付金の運用見直しを求める必要があります。 何とぞ議会として意見書を提出すべく、趣旨にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは発議第10号について、質疑を行います。 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 それでは、採決を行います。 お諮りいたします。 発議第10号 高収益作物次期作支援交付金運用見直しを求める意見書については、討論を省略して採決するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ないものと認め、採決を行います。 本案を原案のとおり決するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、本案は原案のとおり可決確定をいたしました。----------------------------------- △追加日程第2 閉会中の継続調査申出について ○議長(渡辺由紀雄君) それでは次に、閉会中の継続調査申出についてを議題といたします。 総務文教常任委員長生活福祉常任委員長産業建設常任委員長から、閉会中の事件について、会議規則第111条の規定により、閉会中の継続調査申出があります。 書記をして朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 各常任委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査に付すことに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、各常任委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付すことに決定いたしました。----------------------------------- △市長挨拶 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、市長に発言があれば、これを許します。 市長。     〔市長 高松義行君 登壇〕 ◎市長(高松義行君) 議員の皆様方におかれましては、第9回本宮市議会定例会、12月2日からの開催でありました。慎重審議いただきまして、提出をさせていただきました追加議案を含めて、全て可決確定をいただきましたことを心より御礼を申し上げます。誠にありがとうございます。 また、ただいま議員発議でコロナ禍の中に伴う生産農家の方々の支援についての意見書を提出いただきました。誠にありがたい限りでありますし、議会の皆様方の着眼点、今新しい補正は出るというふうなことでありますけれども、今後のことを考えると、今ここでしっかりとした意見書を出していただけるということは、うれしいことであります。 執行部といたしまして、議員の皆様方のご決断に心から感謝を申し上げます。誠にありがとうございます。 師走議会、終了いたしますと、もうすぐ年末年始ということで、議員の皆様方におかれましては、大変ご多忙な日々を過ごされることになろうかと思います。 コロナ禍の中ではありますけれども、議員の先生方のご活躍を心からご祈念を申し上げたいと思います。皆様で令和3年こそは、来年こそは、良い年でありますよう執行部もしっかりと汗をかいてまいりたいと思いますので、引き続き議員の皆様方にもご指導、ご協力のほどお願い申し上げまして、第9回定例会終了に当たります御礼とさせていただきます。 誠にありがとうございました。お疲れさまでした。----------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(渡辺由紀雄君) 以上をもちまして、本議会の日程全部を終了いたしましたので、第9回本宮市議会定例会を閉会といたします。 ご苦労さまでした。 △閉会 午前11時38分地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。   本宮市議会議長   本宮市議会議員   本宮市議会議員...